NHK大河「真田丸ー第35話 犬伏 」今回で、仲睦まじい親子の姿は見納め。

前回34話では、徳川家康が「直江状」に激怒し、会津討伐を決意しそうなところで、ドラマが終わりました。前田玄以や長束正家が会津討伐の中止を嘆願しますが、家康は聞き入れず、徳川軍は江戸に入り戦支度を始めます。京都から家康がいなくなったその隙に三成が五大老の一人であった毛利輝元を総大将に据え挙兵します。それをまだ知らない徳川家康は、江戸城から会津へ出陣しますが、急使により三成らの挙兵を知ることとなります。家康は、会津討伐を中止し、上杉景勝に対しては結城秀康(家康の息子)の軍勢を抑えとして残し西へ軍隊を反転させます。会津討伐が関ヶ原の合戦の発端になり、日本を二分した大戦争に発展します。

上杉景勝と伊達政宗が衝突

上杉景勝は徳川軍が西に引き返した後、最上家へ直江兼続、前田慶次を差し向けて攻撃をしかけます。伊達家が最上家の救援へ向かい、両者の戦いは一進一退の攻防へと発展します。徳川軍の背後を上杉につかせぬよう、見事足止めできた事になります。

家康についた大名の家族は人質に

細川邸の井戸 越中井

細川邸の井戸 越中井

大坂城下には大名の家族が有事の際の人質となるため居住していますが、三成は各大名屋敷の人質の身柄を抑えるために動きます。加藤清正夫人や黒田長政夫人は大阪を脱出しますが、細川忠興の妻、細川ガラシャは屋敷に火を放って死を選びます。ガラシャを死に追いやった事で、会津征伐に従軍していた諸大名の逆に結束を深めることとなります。

三成の挙兵を知った真田家

会津討伐に参加し、下野国犬伏(しもつけのくにいぬぶせ)まで進軍していた真田昌幸が途中三成挙兵の報を受けます。宇都宮まで進軍していた信幸を呼び、親子での話し合いが設けられます。どちらが勝つかわからない状況の中、家の存続のため親子が豊臣方と徳川方に分かれることになります。真田昌幸と信幸、信繁親子が一緒にドラマに登場するのは見納めになります。(悲しすぎる!!)

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