NHK大河「真田丸ー第18話 上洛」真田昌幸いよいよ上洛、豊臣秀吉に謁見。秀吉は真田が好き★

18話では、真田昌幸が上洛する事となります。ドラマでは昌幸が上洛を渋っているという筋書きになっていますが、昌幸は自ら、景勝から秀吉に鞍替えすべく、信繁を呼び戻し、秀吉の元に人質として送っています。昌幸と秀吉の関係は良好で、天正13年には秀吉が昌幸の進退を請け負うと書状を出す程の関係性となっていました。

真田を救う秀吉の手腕が鮮やか過ぎる

真田丸謁見徳川が上田城の攻撃に失敗した後、長期戦の動きを見せていましたが、重臣石川和正が秀吉に懐柔され裏切ります。これにより徳川軍が撤退。秀吉の援軍は送られて来ませんでしたが、真田は秀吉の動きにより助けられます。さらに、17話で描かれていましたが、徳川家康が天正14年10月に秀吉に臣従します。この頃徳川の軍勢が上田城に迫り、真田家は万事休すのピンチでしたが、秀吉の取りなしで両者の対立は解消されます。秀吉は真田が対立する勢力と事を構える事無く、真田が滅びずに済むよう援助している印象を受けますね。

真田は秀吉のお気に入り?

秀吉に臣従した家康は信濃の領有を認められ、信濃の国衆は家康の指揮下に配属されます。真田家も家康の与力(力のある武将に配属された下級武士)として配属されますが、実質的には、秀吉の直臣として扱われる事になり、信繁も人質としてではなく、家臣として秀吉の側に置かれます。真田家とは対照的に、他の信濃の国衆で秀吉に臣従した小笠原貞慶と木曾義昌は家康の家臣として扱われ、関東に移封され所領はほぼ半減という憂き目に遭います。

秀吉の天下取り、残りは、九州の島津義久、奥州の伊達政宗、関東の北条父子のみとなります。今後、真田の執念の城沼田城が北条の命運に大きく絡む事となります。

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