NHK大河「真田丸ー第13話 決戦」真田昌幸の知略が光る第一次上田合戦

次の、真田丸ではいよいよ、徳川家康と真田昌幸の対決ですね。第一次上田合戦は3倍以上の大軍を少数の兵力で破り、信濃のいち国衆でしかなかった真田昌幸の名を全国に知らしめる戦となります。

うっとおしい、真田を本格排除

徳川家康は、西の豊臣秀吉と長期に渡って対戦していましたが、天正12年12月、秀吉と和睦することになります。それまで、かなり好き勝手やっていた真田昌幸に対し、本格的に制裁を加えるべく、大軍を上田へ差し向けます。先鋒部隊が鳥居元忠、大久保忠世、平岩親吉ら、本隊が井伊直政、松平康重らの総勢7000の大部隊で、それに対し、多く見積もっても、せいぜい2000の真田勢は圧倒的に不利な状況にありました。

真田昌幸の策略が炸裂で死者多数

まず、徳川軍は北国街道から上田城へ進軍します。徳川本隊が神川(かんがわ)に達したところ、真田軍が奇襲攻撃を加えます。不意をつかれ、パニックに陥った徳川勢を尻目に、真田軍は上田城へ撤退します。真田軍を追って、まんまと上田城下へ誘い込まれた徳川軍は、城下に潜んでいた真田の伏兵のゲリラ攻撃と、真田信之の背面攻撃により、またまたパニックに陥ります。逃げ出そうとしますが、城下には昌幸がしかけた柵があり、行く手を塞いでいた上に、火を放ったために多数の兵が死亡します。敗走する徳川軍が、再び神川(かんがわ)を渡ろうとしますが、横と後ろから信之勢が攻撃し、多数溺死します。この戦いで、徳川軍は1300の戦死者を出し、真田軍の犠牲者は40名で、真田方の圧勝となりました。

真田丸 第一次上田合戦

八重原で仕切り直して、長期戦の模様

初戦で痛い敗戦を喫した徳川軍ですが、八重原に陣を構えて長期戦での真田攻略に切り替えてきます。まず、真田の丸子城を攻撃します。この時、上杉の援軍も合流し、丸子城で交戦しています。しかし、徳川家康の幼い頃からの側近であった超重臣石川和正が、豊臣秀吉に懐柔されて、徳川家を出奔するという大事件が発生します。徳川家中は大混乱に陥り、徳川家康は上田攻略をあきらめ、全軍を撤退させます。

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