NHK大河「真田丸ー第12話 人質」 父親譲り?権力者に気に入られて出世街道か?!信繁の人質人生スタート!

室賀正武を差し向け真田昌幸を暗殺しようとするも、失敗した徳川家康は、いよいよ本格的に軍勢を上田城に派遣事になります。徳川家康に対抗するため、昌幸は上杉家に援助を求めます。信繁が人質として上杉家へ送られる事になります。父昌幸も幼少期、武田信玄のもとに人質として送られていましたが、才気あふれる昌幸は信玄にかわいがられていたという逸話が残ります。信繁もその片鱗を上杉家で見せ始めます。

上杉景勝ギリギリセーフだった上杉家の内情

その上杉家ですが、上杉謙信が急死してから内乱が発生し国を二分しての争いに発展しました(御館の乱)、それに乗じて織田信長が攻めて来た事も重なり、上杉景勝は滅亡寸前のかなり追い込まれた状態でした。それに加えて、最初上杉景勝についていた新発田重家が、戦後の論功行賞(手柄によるご褒美)に不満を持って、信長に内応し反乱を起こします。信長の死後、新発田重家は信長の援助が無くなり追い込まれますが、それでも反乱を継続します。景勝は、織田の主導権を掌握しようとしていた豊臣秀吉と手を結び、秀吉が勝家と重家の仲裁に入りますが、重家は徹底抗戦の態度を崩しませんでした。

真田丸 新発田の乱 富山の役

徳川家康と豊臣秀吉の対立

上杉家の外側では、景勝が盟約を結んだ豊臣秀吉と、徳川家康・織田信雄の対立がありました。越中富山の佐々成政が、織田信雄と徳川家康に応じて、秀吉に敵対します。景勝は、天正13年8月佐々成政討伐のため越中富山に出陣します。

信繁、歴史の表舞台デビュー

信繁が人質として上杉家に送られたのは、ちょうど、景勝が家中と西側の戦に苦戦しているまっただ中という事になります。天正13年8月、信繁とお供の矢沢頼幸(三十郎)は海津城に入ります。この時の事を矢沢文書と海津城主須田満親の書状に見る事ができますが、歴史の記録として真田信繁が登場するのはこの時が初めてです。その後、信繁らは景勝の居城春日山城へ送られます。景勝は信繁を非常に気に入り、1000貫の知行を与えたと言います。これは、人質というよりも上杉家臣としての待遇を受けていたということのようです。真田家は信繁の兵として、重臣海野、望月、丸子らの兵を春日山に出仕させます。信繁は人質であったため参戦は許されず、矢沢頼幸(三十郎)が陣代(主君のかわりに戦場へ行く人)として真田の軍を率いて諸戦場へ出陣しています。

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