NHK大河「真田丸ー第11話祝言」不穏な空気が流れる祝言で最後を迎えるのは?!切ない室賀正武の最後。

真田丸 黙れ小童黙れ!小童ぁああ!!で人気を博した室賀正武さんですが、残念ながらそろそろお亡くなりになります。第11話では信繁の祝言で不穏な動きがありそうですね。真田丸では、室賀正武の最後がどのように描かれるのかが気になります。さて、今までほとんど知られていなかった、マイナーキャラの室賀さんですが、今では役者と脚本の力で超有名人。どんな人か気になっている人も多いのではないでしょうか。今回は、室賀正武と室賀氏について詳しくご紹介したいと思います。

室賀氏は信濃の国衆であり旧武田家臣でした。主家である武田家が織田信長に滅ぼされ、真田家と同様、室賀家も大きな後ろ盾を失って、大大名と渡り合う事を強いられていきます。そして、武田滅亡の一月ほど後に室賀家をさらなるピンチが襲います。当主であった室賀一葉禅松(室賀正武の父)が亡くなり、正武が室賀家の新たな当主となります。ただでさえ、大変な時に当主の代替わりをせざるを得なくなり、若い当主ではこの苦難を乗り切れないと判断されたのでしょうか、家臣に離反され室賀正武は苦境に立たされます。

真田丸室賀さん特集室賀氏は、まず織田信長につきますが、本能寺の変で信長が横死、武田旧領は大混乱に陥ります。大勢力の上杉家、北条家、徳川家が一斉に信濃に領地を拡大しようと攻勢をかけてきます。正武は真田とともに上杉方へつきます。ところが、真田を筆頭に他の信濃の国衆が北条へ寝返ってしまいます。はじめのうち正武は、他の国衆に同調しませんが、真田に攻撃され、その圧力に屈する形で北条方へ寝返ります。この時、正武の実の弟、屋代秀正は上杉方に残り、しばらく兄弟が敵味方に分かれる事になります。屋代秀正は上杉に厚遇されており、室賀峠を介して室賀領と隣接する領地を与えられていました。(この屋代家は室賀家とかなり近い親類関係にあり、正武の父である一葉禅松は屋代から室賀へ養子に来た人で、一葉禅松の息子(正武の兄弟)は屋代家の養子になっています。)

北条と徳川が講和で徳川方に?

室賀正武は、事実上真田の配下となります。真田昌幸は、上田城築城開始直後から、徳川とは距離を置きつつあったようで、徳川方も真田への警戒を強めていきます。正武の弟屋代秀正は、表面上は上杉方を継続し海津城にいましたが、徳川への内通が上杉にばれて、海津城を出奔します。上杉と交戦しつつ、空城であった虚空蔵山城に籠ります。徳川領であった小諸城は目と鼻の先だったのですが、真田に道を塞がれて動けなくなります。この時、真田氏は上杉とも徳川とも距離を取り独立勢力として存在していたようです。

誰が誰についているのかわからない、、、

この頃の国衆達は、みんなが二重スパイのような状態で、誰が誰と手を結んでいるのかが非常に分かりにくい状態です。

真田昌幸→ふんわり独立
→上杉に歩み寄り中
→北条と敵対
→徳川とふんわり敵対

室賀正武→真田に従属
→徳川と内通

屋代秀正→上杉に従属
→徳川と内通

昌幸が上杉を裏切った屋代秀正をとおせんぼして嫌がらせしているのは、後に上杉に恩を売るためでしょうか。

室賀正武は弟を助けるために返り討ちにあったのか?

弟、屋代秀正が虚空蔵山城に封じられている最中、室賀正武は徳川家康の密命を受け、真田昌幸を暗殺しようとします。天正12年7月、室賀正武は真田昌幸の上田城に招かれます。この期に昌幸を暗殺しようとしましたが、親族であった室賀源助が裏切り、暗殺計画は真田に筒抜けで、正武は逆に殺されてしまいます。謀略に関しては何枚も上手の昌幸を暗殺するのはやはり、難しかったということでしょうか。それでも、正武が昌幸の暗殺を請け負ったのは、弟を助けるためだったのでしょうか?だとしたら泣けますね〜。そして、その弟屋代秀正がいつ虚空蔵山城から出られたのかは不明ですが、元気に上田合戦に参戦しているので、その前ということになります。

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