NHK大河「真田丸ー第6話迷走」関東甲信越の織田領は大混乱!まだまだ変わるよ勢力図!

真田丸勢力図7月初旬

本能寺の変まで怒濤の勢いでストーリー展開していた真田丸でしたが、前回の5話では、話の歩調がかなりゆっくりになりましたね。「そこで上杉はさみます?!」って思ったんですけど、魚津城のエピソードをさらっと紹介するのは、さすがに上手ですね〜。前回の記事に書いた北条の信濃侵攻は6話になりそうです。というわけで6話の予習記事は5話の予習記事「NHK大河「真田丸ー第5話窮地」ここからもの凄くややこしい!とりあえず沼田城は渡さないということで!」がカバーしてしまっているので、今回はちょっと詳しく次回以降の気になる人々について書こうかなと思います。上の勢力図は、ちょっと先走って北条が滝川一益を破った後の状況です。

上杉景勝が涙目だった理由

上杉景勝は大河ドラマだと遠藤憲一さんが演じているので、素敵なおじさんなのかと思いきや、1582年当時26歳の若者です。上杉家は謙信の死後、跡目争いが発生し家中が相当に荒れました。国力が削がれた状況下で、織田勢の侵攻に持ちこたえなければならず、その上、同盟していた武田家が滅びて孤独な戦いを強いられていました。本能寺の変が起った時は、必死で防衛していた魚津城を柴田勝家に攻め落とされて(情報伝達のタイムラグで信長の死後)、かなりヤバイ状態でした。信長が死んでくれて、かなり助かったわけですが。織田の猛攻を凌ぎ続けていた上杉家はすでに、一国だけでこの情勢を乗り越える体力を残してはいませんでした。景勝は上杉謙信が広げた領土を大幅に削られて存続の危機にさらされた家を守るために苦渋の決断を迫られていました。

平安時代からの名門木曾家

大河ドラマが始まって早々、武田家滅亡の原因とも言える裏切りをやってのけた木曾義昌ですが、この名前気になりません?木曾義仲と関係ある人なのかな?って。(木曾義仲は源義仲とも言って源頼朝と義経とは従兄弟にあたる人です。愛妾に巴御前がいた事でも有名ですね。)そして、この木曾義昌はこの義仲の嫡流の名門の一家だそうです。当時の大名の方々、平氏か源氏に無理矢理つなげる家系図をねつ造していましたが、本当に源氏に繋がる名門だったのですね。この義昌は真田昌幸に勝るとも劣らない、主家乗り換えまくりです。武田→織田→北条→徳川→豊臣→徳川と乗り換えます。6話では「織田→北条」この辺りかと思われます。

満を持して登場する羽柴(豊臣)秀吉

秀吉まだ出てきてないよねーって思っていた頃に、ついに登場の秀吉です。本能寺の変の時、秀吉は毛利を攻略中でしたが、信長の悲報を聞き、急遽毛利と和議を結んで、中国地方から怒濤の高速強行軍で姫路城に戻ってきます。これが有名な「中国大返し」です。そこから明智光秀を打ち取るため大阪と京都の府境「山崎」に布陣し明智軍を壊滅させます。明智光秀は逃亡中落命、信長の敵討ちは秀吉の手柄となり、織田家を乗っ取る布石となりました。

本能寺の変時の織田家系列お歴々の動向

  • 柴田勝家→上杉家「魚津城」を攻撃中
  • 滝川一益 →「厩橋城」で通常業務中
  • 丹羽長秀 → 堺で四国遠征の待機中
  • 羽柴秀吉→ 中国地方で毛利家と交戦中
  • 徳川家康→ 堺で観光中(家康だけアホっぽいですねw)

信長の一人勝ちだった日本の勢力図が一変。諸勢力が、逃亡、主家乗り換え、勢力拡大に動きます。すぐ裏切る武将、義理堅い武将色々登場しますが、滝川一益さんは義理堅いキャラの持ち主です。この人は真田丸ではどのように描かれるのでしょうか。楽しみです。

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    2016(平成28)年のNHK大河ドラマ「真田丸」(三谷幸喜脚本)の時代考証を手がける著者が、幸綱・信綱・昌幸・信繁・信之とつづく真田一族の興亡の歴史を、貴重な写真・図版を駆使して徹底解説! ! 本書初公開の資料を含む、カラー図版多数掲載!