先週の真田丸第1話は、とても面白かったですねー
オープニングも岩櫃城から松代城、備中松山城(松本城も登場しているという噂も耳にしたよ!)、上田城からの壮大な魚鱗(ぎょりん)の陣形で突き進む赤備えの騎馬隊とかたまらんすね☆(家康さん三方ヶ原の戦いのトラウマ喚起ですな〜)
今回の大河ドラマは歴史に詳しくない人でも結構分かりやすかったのではないでしょうか。
武田勝頼の可哀想さは半端無く視聴者の涙を誘いましたねー。岩櫃城行った方がいいよ!ってみんなテレビに話しかけたのではないでしょうか?終わったとたん、次の放送が待ち遠しいです。
真田家のみなさんが現在移動中の甲斐から吾妻にかけての地域の勢力図。
ドラマだと一瞬で消えちゃうので覚えてられないですよね?という事で、適当な地図を描いておきますね。もともと、吾妻地域は武田家が支配する前から不安定で(裏を返せば人の流通上とても重要な場所)各勢力、小さな山城を取りつ取られつしながらやって来た土地です。この辺りの勢力といえば、「武田氏」「上杉氏」「北条氏」でした。武田氏滅亡によりこのパワーバランスが大きく崩れ、吾妻地方は激しい動乱に巻き込まれて行く事になります。(あと、新府城から岩櫃城、岩殿城の位置関係もわからなかったので、地図に場所をいれておきました。)
前回の放送のエンディングで登場した次のキーパーソンズ「徳川家康」「上杉景勝」「北条氏政」のこの3人。徳川家康以外は、歴史好きでなければ「誰?」ってなりそうだなと思いましてちょっと説明しとこうと思います。この3名は今年の大河ドラマで真田家とずっと絡み合う重要な人々です。
上杉景勝って誰?謙信じゃないの?
上杉と言えば謙信が有名ですが、大河に登場したのはなぜか景勝っていうおじさんでしたね。ドラマの時代では、4年前上杉謙信は49歳で急にお亡くなりになっています。その後、血で血を洗う家督相続争いを勝ち抜いて当主になった人が景勝です。上杉家というと武田家と敵対しているというイメージですが、織田家が勢力を拡大して来た頃には同盟関係にありました。武田家の滅亡は上杉家にとってもかなり痛い出来事だったのです。居城は春日山城です。
1話の最後の北条氏政ってお茶漬け食べてたの?
みんなかっこ良く描かれてるのに、あからさまにいけてない感じで登場した北条氏政さん。お茶漬けでも食べてるの?って感じですが、戦国時代にお茶漬けとか無いですから、あれは、北条氏政がお父さんに「ご飯にかけるお汁の分量も計れないやつが当主じゃ北条も滅亡するな」って言われた逸話がベースのシーンですね。この氏政、さんざんな言われようなのですが後世の創作でネガティブなイメージをつけられてしまったお殿様です。居城は小田原城です。
織田勢が攻めて来たって言ってるのに、なんで徳川家康なの?
織田家の下請け徳川家康は織田信長の命令を受けて信濃と吾妻を攻めていきます。なので織田チームの徳川君なのですが、織田家没落、豊臣滅亡の後もずーっと真田と関わり続ける予定の人です。この人は有名なのでそんなに説明いらないかな?徳川家康はイライラすると爪を噛むというエピソードがあります。この頃の居城は浜松城です。
武田の後ろ盾を無くした真田家はどう生き延びるのか?
巨大な領地を所有していた武田が滅亡してしまったら、みんな一斉に襲いかかる事は明白ですね。怖いー!!
「上杉」「北条」「徳川」どれと手を組むか?地図を見る限り距離的に上杉と組むのが良さそうですよね?真田昌幸は知恵を巡らせて真田家の生き残りを図ります。あっち付いたり、こっち付いたりしますのでお楽しみにw