歴史の事前知識がないと大河ドラマって分かりにくいでしょ?歴史あんまり詳しくないという人でも分かりやすいように、現代の会社に見立てて真田信繁が生きた戦国時代をさらっと説明してみましょう☆
真田信繁(幸村)のおじいちゃんの苦労話
1541年頃、真田信繁(幸村)のおじいちゃん真田幸隆は戦に敗れて浪人状態になります。この頃、幸隆は28歳くらい。養わないといけない家族もいますから大変ですね。33歳頃に武田氏の配下に入りますが、この頃はアルバイトみたいなものだったと思われます。ですが、頭が良いので武田信玄が苦労して落とせなかった戸石城を、調略で落とします。当然ながら出世してエリアマネージャーくらいになります。このすぐ後、家督を息子の真田昌幸(信繁のお父さん)に譲って引退します。
真田さんのピークは戦国時代の終わり頃★
武田信玄と上杉謙信は強大な力を持つ支配者でした。つぶれそうにない巨大企業みたいなものです。それに比べて、織田家は弱小ベンチャー企業みたいなものでした。財力も武力も何もかも歯が立たないように思われた巨大な勢力でしたが、織田信長は破竹の勢いで勢力を広げて行きます。織田家の家臣、豊臣秀吉(猿)はこの後天下をとり、長生きレースに勝ち残った徳川家康が秀吉の後の天下を治める立場になります。
若殿には荷が重過ぎたよね、、、武田家は滅亡
武田信玄が病没したので、そのあとを勝頼が継ぎます。しかし、信玄が亡くなった好機に攻めに転じて来た織田信長が武田家討伐に動き始めます。この頃重臣に出世していた真田昌幸は勝頼の為に岩櫃城に御殿を建てて迎えようとしますが、勝頼は逃亡途中自害して果ててしまいます。就職先の大企業が倒産してしまったようなものなので、ここから真田家の苦難が始まります。この時、真田信繁(幸村)は中学生くらいです。
真田家のみなさんは、武田家時代に勝ち取ったお城と領地を独力で守って行かないといけません。これから戦国の荒波にもまれながらたくましく生き残って行くわけです。真田丸の1話は武田家滅亡からスタートするようなので、岩櫃城が登場するでしょうね〜!