和歌山県九度山は、今もいい感じの田舎町ですが電車のアクセスは結構良くて、大阪の難波から1時間で行けます。ここ、九度山は今までほとんど知名度も無かったかと思われますが、今年の大河ドラマ「真田丸」で一気に有名になりました。真田昌幸(信繁の父)と信繁が関ヶ原の戦いで破れて、徳川方に蟄居を命じられて幽閉されていた土地です。駅も真田一色、真田丸への期待があふれていますね〜!
九度山ってどこ?
九度山は真田昌幸、信繁の故郷信濃からは約450キロ遠く離れた土地です。二人は、1600年に高野山に流されましたが、ほどなくして九度山に移されます。信繁はここで14年間を過ごしますが、1614年の冬に大阪城から大坂の陣へのお誘いの文が届き九度山を脱出し大阪城へ向かいます。
駅の近くに案内板がありました。真田信繁ゆかりの場所というと「真田庵」「真田古墳(微妙)」「真田ミュージアム」くらいですが、せっかくなのでここに載っているところまわってみます。
真田昌幸と信繁が過ごした真田庵
この建物は善名称院ですが、400年前はここに真田昌幸と信繁の家が建てられていました。14年間程ここで生活したのですねー。昌幸はこの地で亡くなり、信繁が父の供養のために宝篋院塔を建てました。後に大安上人がこの地を訪れこの地に善名称院を建立したといういわれがあります。
真田昌幸の墓
昌幸さんがぷんすか怒った幽霊で出るようになったので、建てられたお堂です。今は昌幸さんがこの地を守る神様になったようです。
真田宝物資料館
境内には「真田宝物資料館」があります。真田家ゆかりの品々が展示されています。
真田古墳
真田信繁が大阪城へ向かうための脱出口だったという伝説の抜け穴として伝えられてきた穴です。発掘調査によって古墳と判明しています。
九度山真田ミュージアム
2016年3月13日オープン予定の九度山真田ミュージアム。工事中でした。
その他の観光ポイント
旧萱野家
養父が家で刀を振るって6人を殺傷した際に両手を切断された女性、大石順教尼が滞在した高野山里坊の歴史的建造物。彼女は自分と同じ立場の身体障害者の自立を支援する福祉活動に励んだ女性です。
松山常次郎記念館
米金(九度山焼)
町の中で異彩を放っている謎の金太郎は、南紀荘平という人が大正に焼き上げた高さ2m以上の陶器の金太郎像です。
対面石(弘法大師ゆかりの場所)
弘法大師が和泉の槇尾山にお参りに行こうとしましたが、吉野川が増水し川を渡れないでいると、弁財天が登場して「和泉の国まで参詣するのは大変だろう、この九度山に遷して参ればいい」
そのお告げを聞いた場所が、この対面石の前であったことから、この石を「対面石」というようになったとも、弘法大師が母親とここで再会したことから「対面石」というようになったとも言われています。
幸村庵(そばや)
飲食店はほとんどないので、真田庵の隣にあるここでの食事がおすすめ。おそばがおいしいです★
九度山の感想
九度山はふらふら歩いていると、色々な人に話しかけてもらいました。みなさんとても気さくで優しくてお話好きなイメージです。この日「鶴瓶の家族に乾杯」の撮影が行われていたんですよ。木村佳乃さんは美し過ぎて輝いてましたキラキラ〜☆「木村佳乃や!めっちゃきれー!」ってでっかい声で呼び捨てで叫んですみませんでした。