真田発祥の地は美しい田園地帯だ〜
真田自治センターバス停で下車して真田の田園地帯を30分ほど歩くと真田氏館へたどり着きます。車の交通量もそれほどなく歩きやすい道路で季節ごとの草花が目を和ませてくれます。
真田歴史館には幸村の甲冑があるよ!
お屋敷の隣には(正確にはお屋敷の敷地内)真田氏歴史館があり真田幸隆(真田幸村のおじいちゃん)の代からの真田家の概要や近隣にある支城の説明などがあります。なにより真田幸村の鎧まで展示されていて、この鹿の角が誇張されるとああいうことになるのねという風に妙に納得できるかと思います。館内は撮影禁止だから、幸村の甲冑が見たい人は実際に行ってみてね★
真田氏の屋敷跡にはゴルフ場がある
城跡をブラブラ歩いていると謎の旗が立っています。なんだろうと思っていると、どうやらマレットゴルフ場になっているようで、城跡を撮影すると、もれなくマレットゴルフのコースも撮影できてしまうという全国でも珍しいお城ですw
中世豪族の館ってこんな凄いの?外堀は2.5メーターは悠にあるかな?
外堀は現在の川をそのまま利用していたと考えられています。マレットゴルフ場になっている土地も地形を見ていると掘りの底だった場所に土砂が堆積して陸地になったのではないかと思わせるところで、巨大な堀があったようなのです。ここ、ほぼ完全な形で残っている唯一の中世豪族の館跡ということでとても貴重な城跡だそうです。なにやら豪族のイメージが変わりますね。
ここからちょっと行ったところに真田本城という山城があったのでやはり、普段は館で生活、戦時は山城に籠るという感じだったのでしょうか。
皇太神社
ここは真田氏が上田城に移る際、館跡が荒廃するのを防ぐために建てたとされています。大きな敷地が突然無人になったら治安悪化の原因になりかねませんから、後に残す領民への配慮だったのでしょうか。だとしたらジェントルマンでシビれますね〜